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見て来ました「パシフィック・リム」。
いつも通り、前評判もキャストも設定も何も知識を入れずに映画館へGoです。まぁ、旦那に付き合ったと言えばそれまでですが。

感想としては、いわゆるハリウッドの娯楽映画だよなぁ、ぐらいしか出てこないのですが。
地球の危機だの、仲間のための犠牲だの、まぁ、通常運転です。
ちょっと意外だったのは、兄弟愛とか親子愛とか上官部下愛とかは描かれていたくせに、キスシーンの1つもなかったことぐらいでしょうか。
……正直に言うと、派手なアクションの裏にある人間模様だけで言えば、あまり好きじゃないんだよなぁ。まぁ、毎度おなじみの凸凹コンビが配置されていたので、そこは文句なく満足だったんだけど、今回は、知性派コンビでしたね。感覚的につかむタイプと理詰めのタイプ。

細かいネタはたくさんありますが、よくもまぁ、色んな国・言語から単語を持って来たなぁ、という感想もありますわな。
怪獣に始まり、イェーガー、チェルノ、ハンニバル、チャウもなのかな?
あと、怪獣にくっついてた寄生虫がダイオウグソクムシにしか見えなくて、やっぱりあのぬいぐるみが欲しくてたまらなくなりました。

バトルシーンは、「モンスターハンター」(カプコン)に出てくるモンスターや、「ゴッドイーター」(バンダイナムコ)に出てくるアラガミと、ロボットでガチ喧嘩したらこんな感じ、というのをそのまま再現してくれた~みたいな。
鉄アレイか乾電池代わりに港のコンテナ握りしめて怪獣をぶんなぐる様や、タンカーをバット代わりに振り回す様は、どこの「龍が如く」(セガ)だよ!とか思いました。

総じて、ハリウッドの地球救っちゃう系が好きな方には、両手を挙げて歓迎されるタイプの映画なのだと思います。あとロボット好きーな人にも、かな。
人の死なない映画がいい!とか言う人なら「謎解きはディナーのあとで」の方を勧めます。人は死ぬけど、死んで当然のクズしか死んでないから、まだ心は痛まないはず。

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