おうちの営業

木曜日のこと。
前日に午前様だったこともあって、かなり早く帰ったのでした。
折よく新サンマがでていたので、夕飯のおかずとして、「初物じゃ」とウハウハだったのです。
旦那が遅かったんで、先に食べてしまおうと、焼きたてさんまと蒸し茄子を食卓に並べ、ビデオでも見ながら食うべと再生ボタンを押したとき、
ピーンポーン
ふ、タイミング良すぎるぜ。無視を決め込んでやろうか。
とはいえ、宅配かもしれんので、仕方なく出ました。
それがマンション販売の営業さんで、結局、サンマもみそ汁も冷めてしまうほどの営業トークを受けてしまいました。くすん。

西洋骨董洋菓子店

原作大好きだし、作者も大好きです。
ノイタミナ枠でやっていたアニメを、２話までしか見てなかったので、録り貯めてたのを見たんですよ。
ま、最近のノイタミナ枠は当たりが多いし、声もいい人使ってるな、とは思ってたぐらいだけだったんですよ。

…まさか元刑事役に若本規夫をつけて来るとは！

グッジョブ！
悪人面のおじさんに悪人ボイス！ ナイスなチョイスです！

プロデューサーが

最近、あたしの胸ばかり見てます。
ちっちゃい胸スキーなのは知っているけど、これってセクハラ？
ブラによって、見た目が変わるのを知ってからというもの、チェックが厳しいのです。
今日は○カップぐらい？とか聞いて来るのはまだいいとして、触りたいとかほざいてるのはアウトだよね。あたしのこの感覚間違ってないよね？

ポニョをようやく見て来ました。

ようやくポニョです。
職場の新人ちゃんのススメもあって、レイトショーで見て来ました。

見終わった後の感想としては、「昔の宮崎アニメが帰ってきたーっ」て感じ。
最近、明らかに対象年齢高かったから、ハラハラドキドキの揚げ句、終わった後も色々考えちゃったり、体力使ってしまうわけさ。
ポニョは完全にお伽話だし、あったかほのぼので安心して見れた。鑑賞後もスッキリだし。

あと、やはりジブリは婆ちゃんと日常の切り取りがうまい！
お母さんが大量の買い物を持って帰宅するシーンで、エコバッグを地面に置いて、鍵を回して、エコバッグを足で寄せてドア開けるところなんて、サイコー！ そうそう、あるあるって共感で。

全体として家族愛がテーマになっていると思うんだけど、共働きとか世相を反映してるとこもナイス。個人的にはポニョのパパさんが大好き。娘を嫁に出すパパって感じで、ついつい笑いが込み上げてくる。

そんなわけで、結構オススメ。地学とか考古学好きな人にもこっそりオススメです。

ボランティア

早めに帰ることができた＆旦那が飲み会なので、最寄り駅近くの古本屋に寄った。
気になっている古い小説と、同じく気になっている完結したマンガを探すためだ。

…とはいえ、立ち読みの魔力に抗えるはずもない。
文庫マンガのコーナーで「め組の大吾」を立ち読みしていたときのこと、彼らは現れた。
それはけたたましく喋る５０くらいの奥さんと、店のバイトとおぼしき青年だ。
どうやら、奥さんは「あさきゆめみし」を探しているらしいのだが、青年の「マンガの文庫は作者順に並んでいます」という説明に耳を貸す様子はなく、ひたすらにタイトルを連呼している。…これでは見つかるはずもない。
元々、古本屋に寄ったのも、降って湧いた時間の慰めだったので、気まぐれを起こしてみた。
幸い、有名なマンガだったので作者＝大和和紀の名前は覚えていた。文庫の２と３はあったので、「お探しの本はこれではないですか？」と差し出した。
…今思えば、それも運命だったのだろう。
結果として、バイトの青年と奥さんの仲立ちをするような形で、30分程度を潰すことになった。最終的に古本屋の売り上げに貢献できなかったのは、非常に残念である。奥さんは何も買わずに帰っていった。

…奥さんがそれを探していた理由は簡単なことだ。
社会人の娘が、会社の同僚にその本を読み始めたことを話したところ、同僚がそれを読みたいと言う。
娘は、自分の本が自分のあずかり知らないところで読まれるのは我慢ならない性格だ。
折り悪く、娘は気候の変化に耐えられず風邪を引いてしまう。
そして、母に頼むことには「あさきゆめみしを古本屋で探してきてくれないか」と。
母は、古本屋を３件もはしごして、娘のためにそれを探すのだった。

簡単に話すと、ツッコミどころはあるものの、いい話ですね。
だけど、あの奥さんの強烈な押しの強さと個性に、すべてはかき消されてしまうのですよ。
大学１年だというバイトの青年は、運が悪かったと思ってあきらめてもらいたい。ああいう客もいるものです。