× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 冷蔵庫を開けたら、それが目に飛び込んできた。 白地にアイボリー。とても慣れ親しんだ1リットルの紙パック。ピルクルである。 自分では買った覚えがないから、きっと旦那が買って来てくれたんだろう。 ここ最近(ずっとか?)、乳飲料が、乳酸菌飲料が、と騒いでいたから、気を回してくれたのかもしれない。 買い物のタイミングを考えると、日曜日に買って来てくれていたはずなのだが、火曜日になって見つけるとは、自分の目はちょっと目的のものにだけ集中し過ぎのようだ。改善の余地がたくさんある。 と、そこまで考えて疑問を抱いた。 これは、本当に私の為に買われたものなのか、と。 自分のために買ったとは考えにくい。旦那がそんなにピルクルが好きだとは聞いたことがない。 でも、私のために買ったのであれば、何かしらの伝言があるのではないか。買ってきてあげたよ、的な。 いや、ここ数日、頭がどこかお花畑に行っているような状態だったから、あっさりその言葉を聞き流しているのかもしれない。そうだ。私は帰ってきた。あいるびーばっく。いや、過去形だから、あいわずばっく。 むむむ、と考え込む。 だがしかし、今現在、私は喉が渇いていて、コーヒーを入れるのも面倒で、目の前に冷え冷えのピルクルさんが鎮座していらっしゃるわけで。 決断にそう時間はかからなかった。 紙パックの封を切り、手にしたマグカップにとぽとぽと注ぐ。底に残っていた麦茶を飲みこむように、肌色の液体がカップに満たされた。 迷わずマグカップを傾ける。 今日のお昼が焼きおにぎりと非常に和風なのは残念だが、乳酸菌飲料は何にだって合う。これ持論。 まぁ、とっとと飲み干してしまって、万が一このブログを見て旦那に文句を言われても「ごめんちゃい」で済ませてしまおう。 そう考えて、私は再びカップにピルクルさんを注ぎいれた。 PR |
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