不慣れにも程がある

冬期講習のまとめやら何やらで遅れてしまったお仕事消化中、生徒に声をかけられました。

いわく、
「明日、本番だから面接やってー」
とのこと。

……自慢じゃありませんが。
高校受験も大学受験も「面接」なんてことやったことないし、その練習だってしたことありませんから！
就職活動に至っては、「とりあえず面接官のオジサマ達を楽しませりゃいっか」ぐらいで、志望理由すら事前に考えずに行ったというていたらく。……ていたらく。

仕方がないので、以前塾長がやっていたのを見様見真似で何とかこなす。
志望理由、性格、長所短所、中学生活で心に残ったこと、高校でやりたいこと、高校卒業後にやりたいこと、最近のニュースで気になったもの……。
面白いのが、上記の想定問答にはスラスラ答えるけど、そこからの掘り下げに弱いこと。
たとえば
「最近のニュースで気になったことはありますか？」という質問に、
「テニスの伊達選手が全豪オープンで勝ちあがっていたことです」とスラスラ答えるのに、
「そのニュースがどういう風に気になったの？」ってツッコムと、まごまごするとか。
気になったからには、自分の中に何か理由があるはずなのに、とっさに答えられないわけで。
その場をうまく回すためのアドリブというか、単なる会話のキャッチボールのはずなんだけどね。

とりあえず、自信を持ってハキハキ答えること、面接官をまっすぐ見ること、視線をあまり泳がせないこと。
そんなことを注意してみた。
……うぅん、ちょいと調べてみとくべきだったか、面接。ちょっと反省。