想定の斜め上を行く

良い意味でも悪い意味でも使われる表現です。
ちょっと、旦那に対して久々にこう思ったものですから……。

ことの起こりは、玄関掃除をしていた旦那が、外に出ているハニー（ハエトリソウ）の元気がないと言ったことから。
ちょっと、それまでの鉢がコケに浸食されていたので、アレな時期に植え替えをしてしまったのは分かっていて、ヤバイなぁとは思っていたのですが、まだ緑色だから大丈夫だろうと思ってました。
でもまぁ、旦那の目にも元気がないと映っているなら、と「栄養剤あげといて」って言いました。
こっちも部屋の掃除してたんで、かなり考えなしな言動です。はい。

しばらくしてから、ちょっと不安に……。
旦那は間の抜けてる所があるので、アンプルの口を切らずに差したりしてないよね？
バカにしてると怒られそうだな、と思いつつ、確認してみました。
案の定、怒られました。
……でも、詳しく聞いてみると、何か違う。
「ちゃんと切って、何か所かにやっておいたよ」

何か所か？

一瞬、ハニーの周りに、ぶすぶすと何本ものアンプルが刺さっているイメージが。
不安にかられて、もう少し突っ込んで聞いてみることに。

「だから、ちゅーって」

最初はね、土に浸透するのが待てなくて、何滴か、周囲に落としたのかと思ったのです。
いや、思いたかったのです。

よもや、丸々一本を「ちゅー」ってやってるとは……。
想定外です。斜め上を行かれました。
今度から、不安に思ったらちゃんと言おう、うん。

同じ日に植え替えしたウツボカヅラが無事で、ハニーに何かあるようなら、肥料焼けだろうなぁ。
……はぁ。