TPPの話とか

連日、報道されているTPPの話。
テレビのニュースを見ると、農業がヤバくて製造業はOKな感じになるという話が主みたい。
ネット上で情報を探すと、最終的にはアメリカの一人勝ちで終わって損ばっかになるという話にもなるようで。
どの情報を信じたらいいのかは分かりませんが。

今日もニュースを見ていて、農業従事者の中にもTPP賛成派がいるという話があって、まぁ、さくらんぼ農家だったんですけど。
佐藤錦のブランド力が強いから、輸出で稼げるという理由を挙げていました。
主食、主菜とならないようなものなら、ブランド力で押していけるけど、日々の生活に関わるものなら安い方に流れて行ってしまうのは止められないとも思いますよ。

で、そこまで考えて気づいたんだけど。
一時期は食糧自給率の低下がどうのと叫んでいたような気がするんだけど、TPPに関してそれが一切聞こえないのはどうしてなんでしょう？

ただでさえ緩やかに衰退する農業
→TPP参加すると農業もっとヤバい
→農業従事者が減る
→自給率下がる

素人考えかもしれんけど、こんな感じになるんじゃないのかなぁ。

それとTPPについてはもう一つ懸念が。
製造業のメリットを声高に叫んでいるけど、交渉がうまく運んだらの話。
こういう場での日本の交渉力ってイマイチな気がするんだけど。強気に出ないと言うか……。
そのあたりって誰も心配しないのかな？